HGグレイズ改 製作記3(基本塗装編)

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塗るぜー塗るぜー超塗るぜー。

自分で言ってて懐かしくなってしまった。

グレイズ改の基本色を塗装します。

 

フレームはガイアノーツのメカサフライトでベタ塗りにしました。

 

「いさなとり」仕様にするつもりなので、

黒立ち上げで塗装していきます。

以前作ったフェニーチェ以来2回目です。

torimaru.hatenablog.com

 

前回と同じく、下地はガイアEVO黒サフで。

ほぼ全パーツを真っ黒に。

センサー部などの金属色の下地も兼ねられるので便利です。

 

更に今回はダメージ表現もしたかったので、

その上にシリコンバリアーをエアブラシで吹き付け。

クレオスの物を特に希釈等せずにそのまま吹き付けました。

 

本来はシリコンの剥離を促進するもののようですが、

塗膜の下に挟むことで上位の塗膜が剥がれやすくなる効果があります。

 

塗膜を剥がれやすくしたうえで、爪楊枝などでカリカリと引っ掻いたりすると

基本色(今回で言うと緑の色)が剥がれ、下地の黒が見えるようになります。

これがダメージ表現や装甲の劣化などになるわけです。

 

因みに同じ手法で「ヘアスプレーを吹きかける」というものがあるそうです。

 

というわけでシリコンバリアーを吹き付け。

透明で見た目は特に変化ないため写真は割愛。

 

その上から装甲色を吹き付け。

使ったのはこちら。

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今回は色混ぜたりしないで素直に塗ります。

売り場でパッケージも見ずにフィーリングで選びましたが、

帰宅して見比べたらほぼそのまんま。

意外と色覚えてるもんですね。

 

 装甲色を塗ったのがこちら。

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真っ黒な面に円を書くように吹き付け。

細吹きだからってあんまり空気圧下げ過ぎると塗料が詰まるので注意です。

今回はめっちゃ撥ねて色々やられました・・・。

「あんまりエッジに黒残すと嘘っぽいから」とか

「1/144のスケール感でこれは無い」とかよく見ますが、

自分はこんくらい大袈裟で良いと思います。

「やってやったぜ!」感がでるので。

 

ここまでで下半身を組み上げ。

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ほぼ単色ですが、黒立ち上げにより立体感が出てます。

グレイズは角ばった面が多いので、黒立ち上げの練習には打って付けかもしれません。

  

あとはちょこっと塗り分け。

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難儀だな~と思ってたカメラ部分。

思ってたよりお手軽に塗り分け出来たのでご紹介。

 

一度レンズの色で全体を塗ってしまいます。

今回は黒→シルバー→蛍光イエローとクリアオレンジを混ぜたもの。

 

色を残したい箇所をマスキングゾルを使ってマスキング。

使ったのはこれ。

結構粘度があるので、爪楊枝を使って点付けしました。

乾燥にも結構時間がかかるので、焦らずにしっかりと乾燥させましょう。

 

上からフレーム色塗装。

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マスキングゾル剥がし。

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マスキングゾルを剥がすのは中々難しくて、

おっかなびっくりデザインナイフで引っ掛けてからピンセットで剥がしました。

多少塗料が持って行かれた箇所があったので、グレーを筆塗りしてリタッチしてます。 

 

思ってたよりも上手いこと行きました。

グリムゲルデでは避けていた箇所なので・・・。

 

あとはオプションセット付属のこのパーツ。

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劇中ではこの塗り分けだったようなので、濃い方のグリーンを吹付け。

ここも黒立ち上げです。

グレー部分はメカサフライトのベタ塗り。

 

塗り分けはこんくらいですね。

数が少なくて良いキットです。

 

今回はここまで。

 

へば。