前回は基本塗装まで終えました。
基本色を塗ったあとにシリコンバリアーを使って、爪楊枝で若干ケガいています。
その後デカールを貼り付け、デカール保護のために艶アリのトップコートを吹きました。
で、今回はウェザリング。
ウェザリングとは
ウェザリング(英語:weathering)は、模型における塗装技法のひとつ。 もともとのweatheringという語の意味は「風化」。 模型を製作する際、普通に仕上げの塗装のままでは、「塗りたて」の状態できれいすぎて実感的でない事がある。
ざっくり言うと「汚す」というのがウェザリングのようです。
色々調べてると用語の解釈も人それぞれで、割りとバラつきがあります。
「結果的に効果が得られれば名前なんてどうでもいいじゃないか」
という意見もありますが、
「こういうことをやりたいけど技法の名前がわからない」
と思った自分のような人も少なくない気がします。
閑話休題。
今回はまずウォッシングをしてみます。
ウォッシング-ドライブラシと逆にケガキ線や凹部に施し凹凸形状のシャドーを強調する技法。薄めた暗い色の塗料を全体に塗り、表面の余分な塗料は溶剤を含ませた布やティッシュペーパー、綿棒などで(洗う様に)拭き取る。
今回購入してみたのがこちら。
なんとなく2色買ってみましたが、使ったのは右のだけでした。
中身はシャバシャバの塗料です。
タミヤの墨入れ用のエナメルよりはちょっと濃い目かな。
説明を読むと「油彩ベース」とあるので厳密にはエナメルとは違うっぽいです。
んで、コイツをパーツ全体に平筆でバシャバシャ塗りつけました。
各部へのスミ入れも兼ねてます。
前述の通り、エナメルとは違うのでパーツが割れる心配はない
とのことでしたが、なんとなく不安なので塗ったらすぐケイドライで拭き取りました。
特に溶剤などは含ませてません。
向かって左のみ施行。
若干茶色がかったのがわかりますかね?
ちょっとやり過ぎたなーと思ったらエナメル溶剤で簡単に拭き取れます。
これを全体に施しました。
before
after
上半身組み上げた時の画像がなくてありあわせのもので比較。
画面の明るさはちょっと違いますが、色の違いが伝わりますかね。
ちょっと茶色がかってくすんだ感じになりました。
「なんか使い込んだ感でたな」
と思ってもらえたらもうウェザリング成功です。
以上でウェザリングの中のウォッシングは終了です。
色々とツールがあって不安になりますが、
今回はウェザリングカラーのみでここまで出来ました。
(一応タミヤのパステルのとかも買ってみましたが未だ使ってません)
思っていたよりも簡単で、且つ効果が出るのでやってて楽しかったです。
次回は引き続きウェザリング編。
ドライブラシとチッピングに挑戦します。
へば。