ガイアノーツ社よりガイアペイントリムーバーのレビューです。
パーツの塗料を落とすための専用溶剤です。
気になってたんですが、中々店頭では見かけず試せていませんでした。
基本的に塗料を落とすとなると塗装に使用した溶剤(ラッカー塗装ならラッカーシンナー)に漬けて落とすのですが、
以前シンナーとパーツクリーナーを間違えて痛い思いをしました・・・。
で、今回導入したこやつは1000円/250mlと他の溶剤よりお高めです。
普通のシンナーなら同じ値段で4倍の量買えちゃいます。
使い方はこちらを参照。
漬けて擦れ!と一般的なシンナー風呂と同じ方法。
超音波洗浄機を使ってもいいかもしれません。
匂いを嗅いでみた感じ、シンナーと言うよりはポスカの匂いに近いです。
あれって何の匂いなんでしょう?
早速テスト。
犠牲(?)になってもらうのはこちらのパーツ。
蛍光やらのテストピースとして使っていてこんな色に。
パーツの成型色は白。
その上に
黒サフ→EXシルバー→蛍光イエロー
といった具合に塗装してあります。
今回はジップロック的なサムシングに溶剤を投入。
そしてパーツをドボン。
入れた瞬間から一番上の蛍光色はすぐに浮いてきました。
見難いですがこの段階でシルバーが見えるようになってます。
5分ほど漬けるとこの通り。
下地の黒サフ部分まで溶けているのがわかります。
このままでは完全に落ち切らないので、歯ブラシを使ってパーツを擦りました。
この辺の工程は他の溶剤でも同じですね。
10分ほどの作業をした結果がこちら。
驚きの白さ!
公式の表記の通り、入り組んだモールド部分はちょっと色が残ってますが、
あらかた塗装前の状態と同じになりました。
キマリスのリアアーマーもこの通り。
こちらはサフ→基本色の2色ですが、アッガイのパーツを溶かした溶剤そのままで十分取れました。
何回か繰り返し使えそうですね。
この状態だとヌルっとしてるので、このあと中性洗剤で洗うのがベターです。
パテや接着剤も溶ける、とのことですが今回は試してません。
キマリスブースターの間違って合わせ目消しした箇所ぶち込んだら取れたりするんでしょうか・・・?
如何だったでしょうか。
流石は専用の溶剤、と言った感じ。
シンナー風呂するよりもパーツへの負荷も低そうです。
塗料が落ちるのもシンナー風呂より早く感じますし、是非オススメしたい一品です。
気になった方は使ってみては如何でしょうか。
へば。