HGヘルムヴィーゲ・リンカー製作記#2(改修編)

DSC_3756

アート気質。

 

前腕。

DSC_3736

キット本体で唯一といっていいくらいの合せ目。

モナカ分割になっていて後ろから見るとダサいので写真の位置で分割。

分割には主にスジ彫りカーバイトの0.15mmを使用しました。

ファンテック 斬技シリーズ スジ彫りカーバイト0.15 SB-015

ファンテック 斬技シリーズ スジ彫りカーバイト0.15 SB-015

 

 

 BMCタガネよりも安価で手に入り、供給が安定しているので話題です。

個人的にはタガネよりも粘りがない感じがしてまだ慣れません。

どうにもツルツルと滑ってしまうような感覚があります・・・。

 

まぁこれで根気よくスジ彫りの要領で削っていけば分割できます。

 

肩バーニア。

DSC_3737

どうにも中ががらんどうなので詰め物をします。

WAVEのディティールアップパーツを使って簡単に。

今回使ったのは丸バーニアS。

WAVE オプションシステム シリーズ NEW U・バーニア【丸】S

WAVE オプションシステム シリーズ NEW U・バーニア【丸】S

 

 

そのままではくっつかないので、塗装後に瞬着で接着します。

あとこの肩バーニアの外周には斜めにパーティングラインが走っているので要対応。

ちょうど正面に向いてしまうので、残っていると目立ちます。

 

またバックパックのバーニアはのっぺらぼうなので、加工。

DSC_3888

あとバックパックのモナカも分割線を変更してサイドの合せ目消したんですが

画像残してなかったです・・・。

 

完全に塗装後の画像ですが。

ツルツルの状態だったので、底にGLEP03のシャッター状の物を。

実はこれこの後ハメるパーツをかぶせるとほとんど見えなくなるのですが、

その隙間から底が見えるんですよね。(flickrで見てみるとわかるかと)

背中な上あまり視界に入らない箇所ではあるのですが、

お手軽に隙間が埋められるので追加しました。

 

更にそこにidolaのタービンブレードを設置。

shop-gparts.com

 販売元の有澤さんの動画のように、羽を立ててあげると

より立体感が出てディティールが増します。

オススメ。

 

更にその中心にはGパーツさんでもらったハトメを。

これもGLEPも未塗装で設置してます。

タービンブレードはプライマー→サフで。

この辺の構成は自己満足度が高いです。

褒めて。 

 

 

胸部。

DSC_3757

 以前作ったグリムゲルデの改修機ということで、

劇中でもパイピングされている描写が有ったので再現しました。

NIPPOLY 自遊自在 wire COLOR 2.0φ×3m巻 スノー

NIPPOLY 自遊自在 wire COLOR 2.0φ×3m巻 スノー

 

確か2mm径のもの。

首側の付け根はwaveの3mm径のプラパイプで接続部チックになるように加工。

面取りしてC面を作ってます。

 

追加パーツ。

DSC_3771

どうにもパイプとパイプの間がまだスカスカ してるので、追加パーツを作成。

これらの手順は以下のソラリュウさんの手法を参考に作成しました。

 ベースとなるブロックは3mmプラ棒2つをくっつけてから削りだし。

その後は0.3mmのプラ版で凸部分を作って段落ちを再現しました。

はじめてなことも有り精度がまだまだですし時間もかかりましたが、

実際に自分の手で立体として完成するとめちゃめちゃ楽しいもんです。

 

上記2種のパーツ組み合わせたところ。 

DSC_3773

ビフォーの写真を撮ってなかったのですが、素組と比べてもらえれば。

首元のスカスカ感がなくなったかと思います(画像だと自作ブロックがずれてる)

満足の行く結果となりました。

 

フレーム。 

DSC_3781

ここは両足の内側だけ穴が塞がっておらず、空洞になっているので

0.3mmのプラ版と薄いプラ棒で加工。

ざっくりと貼り付けつつ外枠に沿ってニッパーでカットしていくざっくり加工。

余り見えない箇所なのでやらなくても良いかもです。

 

顔。

DSC_3784

素組ではフェイスの白パーツの下部分はダルい感じになっているので、

角の金属ヤスリを使用して逆三角ができるように削り込み。

いい感じにシャープな顔つきになりました。

微美(びび)鬼斬 四角

微美(びび)鬼斬 四角

 

また、塗装後に貼り付けますが再現されていないバイザー部分は

100均のテープを貼り付け。 

 

 ハンド。

DSC_3782

握り手もMSハンドを使っていたので、同じく平手を使って表情付きの手を作りました。

まずは手のひらと各指をカット。

 

 

DSC_3783

プラパイプを欲しい角度になるように切り取り、関節とします。

それをスチロール系の接着剤で固定します。

 

 加工後。

DSC_3785  DSC_3786

五指を再接続してこんな感じに。

パーツが小さいので神経を使う作業です・・・。

スチロール系の接着剤でもやはり強度的には不安な面があり、

何度か付けなおしたりしています。

 

付けたイメージ。

DSC_3787

DSC_3789

こんな感じ。

強度的に怪しいのでポージングにも気を使います。

が、中々の達成感があります。

 

武器。

DSC_3774

キットではエッジがまるで無いので、waveの1mmの三角プラ棒を貼り付けてシャープ化。

2mmのもののほうが良かったかもしれません。

隙間などがどうしてもできるので、瞬着や瞬間硬化パテ系の物を使って埋め。

あとモナカなので合せ目消しもします。

 

加工後。

DSC_3775

サフを吹き直して何度もやり直ししました。

見栄えが違うので是非手を入れたいところ。

 

 

改修点は以上です。

 

プロポーションには変更を加えず、細部のディティールアップに留めました。

キットは流石の出来なのですが、

ド派手に目立つ箇所にパーティングラインが走っていたりするので

その辺さえ抑えればビシっとしまった作品になると思います。

 

 

へば。